小樽掖済会病院(小樽エキサイ会病院)

入院中の患者さんの新型コロナウイルス感染症について(第一報)

 8月23日、当院入院中の患者さん1名が、市内感染症指定医療機関で発生した患者さんの濃厚接触者であることが判明し、保健所の指導のもと検査を実施、その結果抗原定量検査で陽性と確認されました。ただちに同室患者さんの検査も実施したところ更に1名の患者さんの陽性が確認されました。

この2名の入院患者さんについては同日中に感染症指定医療機関へ転院しておりますが、この結果を受け感染が判明した患者さんと同じ病棟に入院している患者さん及び当該病棟で診療に当たる職員計約70名の抗原定量検査を実施し、8月23日中に全員が陰性であることを確認しております。
また、院内の消毒についても同日に完了しております。

現時点では、今回の事例に関連する院内での感染拡大は確認されておらず、所轄保健所に経緯を報告し、指導を仰ぎながら、さらに十分な検査を行っています。今後とも感染拡大防止と日常診療の継続に努めてまいります。

患者さんやご家族の皆様、連携医療機関の皆様、また関係者の皆様には、ご心配をおかけいたしますが、感染防止に向けて、職員一同、全力で取り組んでまいりますので、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

◆8/24(月)以降の診療体制について
 感染拡大防止のため当面の間、外来は電話再診と新患は急患のみの受付。また、入退院についても一部制限させていただきます。

2020年8月24日(月)
小樽掖済会病院 病院長

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