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第21回 小樽病診連携カンファレンス

2025.03.31 UP

2025年3月21日(金)に当院において、
第21回 小樽病診連携カンファレンスが開催されました。

当院の沖田憲司院長の特別講演と緩和ケアで在宅につないだ方の事例報告を行いました。
この会は、おたる地域包括ビジョン協議会が主催となるもので、本間内科医院
澤田香織院長の司会、小樽市医師会会長のおたるイアクリニック鈴木敏夫院長のご挨拶で
スタートしました。現地参加とZoomのハイブリッド形式で開催し、小樽市や余市町の
医療介護関係者92名(現地参加40名、Zoom参加52名)に参加していただきました。

当院には、早期がんや進行がん、がん終末期の患者さんが多数おられます。私たち医療者は、
日々の診療や看護の中で〝患者さんの思いに寄り添いたい〟と常に願っておりますが、
どのように具現化していけばいいのか、その都度悩みながら進んでいます。
今回は、患者さんが自分らしさを保ちながら、それぞれの病期に合わせた医療やケアを
ご自分で選択し、自分の望む場所で最期の時を過ごすていただくために、「私たちができる
こと」を考える機会となりました。
当院で作成した「わたしの思いをつなぐノート」(ACPのためのノート)もご紹介させて
いただきました。在宅医療機関の方々がとても熱心に聞いてくださり、このような機会を
大切にし今後さらに顔の見える連携をとっていきたいと考えています。

座長:平田 裕哉 消化器内科医長 

演題名:「サポーティブケアと緩和ケアとBSC ~がん患者に私たちができること~」
    演者:沖田 憲司 院長

演題名:「わたしの思いをつなぐACP」
    演者:今井 一恵 退院支援看護師

開催日程:2025年3月21日(金)18:30~20:00
主催:おたる地域包括ビジョン協議会
共 催 :小樽掖済会病院/小樽終末期医療を考える会/在宅診療連携グループ
開催場所:小樽掖済会病院3F多目的ホール

第21回 小樽病診連携カンファレンス