日本海員掖済会は明治13年に設立されて以来、140年を越える歴史を持つ日本初の公益法人です。本会は平成25年4月1日に一般社団法人へ移行しておりましたが、7年の歳月を経て令和2年4月1日から再び公益社団法人となりました事をご報告申し上げます。
本会は東京に本部を置き、全国各地に8病院、1診療所、2介護老人保健施設、1看護専門学校から構成され職員総数約3200名によって医療・福祉事業を展開しております。
私達の小樽掖済会病院は1944年に小樽市に開設され、一貫して小樽後志地域の皆様と共に歩み続けてまいりました。優しく、力強く、高いレベルの医療と看護を患者さんやご家族の皆さんに提供し「この病院で治療を受けて良かった」と思って頂けるよう、その気持ちを「優しさと責任」の言葉にして病院理念に掲げております。
また、消化器疾患に対する内科・外科診療および緩和医療を主軸に小樽・後志医療圏域で最新医療を提供できる専門病院であり続けるため日々研鑽を積んでおります。今後とも、めざましく進歩し続ける医療・看護のレベルアップに取り組むことはもとより、それを支えるための病院機能のさらなる充実についても職員一同精進いたしますので何卒よろしくお願いいたします。
公益社団法人 日本海員掖済会
小樽掖済会病院 病院長
向谷充宏