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小樽エキサイ会病院

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部門紹介「放射線部」
小樽エキサイ会病院

業務内容

放射線部では、診断に必要な画像情報を提供するため、診療放射線技師が、下記で紹介する様々な撮影装置を駆使して検査を行っております。

当院で特に力を入れている消化管CT検査の詳細についてはこちらをご覧ください。

一般撮影(レントゲン)

一般撮影はX線を使った検査で、病気やけがの診断の第一段階として用いられることが多く、撮影する部位は胸部や腹部、全身の骨など、診療科によって様々です。

当院で使用している装置は、FPD(フラットパネルディテクタ)と呼ばれる検出器を用いており、少ないX線量で高画質な画像が得られます。(被ばく低減効果)さらには画像確認にかかる時間が短く、患者さんをお待たせする時間を最小限にいたします。

第1撮影室( FUJIFILM DR BENEO-eX )
第1撮影室
( FUJIFILM DR BENEO-eX )
第2撮影室( FUJIFILM DR BENEO-Fx)
第2撮影室
( FUJIFILM DR BENEO-Fx)

CT

CT
CT装置
( Canon Aquilion Precision)
CT(computed tomography)は体の周りからX線を照射して、透過してきたX線量をコンピュータで処理し、体の中の様子を画像化する検査です。

当院では2022年9月に装置の更新を行い、超高精細の160列マルチスライスCTスキャナを導入しております。

従来装置に比べ、より詳細な画像診断が可能となりました。
検査はとても簡単で、短時間ながら広範囲での撮影が行えます。

詳しくは病院広報誌(かなる)に紹介がありますのでこちらをご覧ください。

MRI

MRI
MRI装置
(フィリップス Ingenia CX)

MRI(magnetic resonance imaging)は強力な磁場(磁力)の中でラジオ波を人体にかけて起こる、核磁気共鳴という現象を利用して体内の断層像を撮影する装置です。

放射線を使わずに画像を撮影するので、被ばくがないのが大きな特徴です。
また、脂肪成分や水成分をそれぞれ強調できる様々な撮影法があり、特に神経や靭帯などを非常によく描出できることで知られています。

当院では腹部検査を中心に、頭部MRI検査や、乳腺MRI検査、全身スクリーニング検査(DWIBS)も行っております。

MRI室内には強力な磁場が存在するため、検査時は金属類は全て外していただきます。手術等で体内に金属が入っている方は、安全のためMRI検査に対応している物かどうかの確認をさせていただいております。

検査時の騒音対策に、耳栓や音楽をご用意しておりますので、騒音が苦手な方は気軽にご相談ください。

マンモグラフィ

マンモグラフィ
マンモグラフィー装置
(Canon Pe・ru・ru)

当院では第2・4土曜日に乳腺専門外来を設けており、マンモグラフィを用いた乳がん検診をお受けいただけます。

マンモグラフィは乳房専用のX線装置を用いて、乳房を均等な厚さに圧迫し、撮影します。手で触っても分からないような非常に小さな病変や腫瘍などでも早期発見が可能です。 当院では、女性技師が撮影を行いますのでご安心ください。

また、マンモグラフィ装置は2022年8月に更新されております。
詳細は、当院広報誌かなるにて紹介されておりますので、こちらをご覧ください。


X線TV装置

X線TV装置は胃のバリウム検査や、様々な消化管・臓器のX線透視検査に用いられています。

当院では低被ばく・高画質を可能とする平面検出器(FPD)を搭載した装置により検査を行っております。

X線TV装置
1階X線TV室
(FUJIFILM EXAVISTA)
X線TV装置
2階第1内視鏡室
(FUJIFILM CUREVISTA Apex)

消化管CT検査

当院の消化管CT検査の一部をご紹介します。

消化管3D-CT

当院では、胃や大腸などの消化管を炭酸ガスで拡張させて撮影する消化管3D-CT検査を行っています。
この検査では消化管内腔の情報をはじめ、周囲の臓器の情報を詳細に提供することが可能です。
以下の画像では大腸3D-CTを例にご紹介しています。

大腸の形状を観察するためのVR画像。
大腸の形状を観察するためのVR画像。
大腸を切り広げたようなVGP画像。
大腸を切り広げたようなVGP画像。

大腸カメラの様に観察できるVE(仮想内視鏡)画像。
大腸カメラの様に観察できるVE(仮想内視鏡)画像。
大腸の内部だけでなく断面の観察も可能です。
大腸の内部だけでなく断面の観察も可能です。

術前支援画像

当院にて消化管の手術を行う際には、造影剤を用いた血管の撮影を行っています。
特に腹腔鏡を用いた手術では、血管の分岐形態を把握する事が非常に重要となります。
そのため、術野と同様な位置・角度からの血管3D-CTを作成し、術前シミュレーション画像として提供しています。また、病院広報誌「かなる」にて紹介しておりますのでこちらをご覧ください。

術野に合わせた下腸間膜動脈(IMA)の3D画像。
術野に合わせた下腸間膜動脈(IMA)の3D画像。
実際の術野の画像です。
実際の術野の画像です。

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